ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/08/01

「純粋さ」

今日はとある高校生の一円対話のビデオを見せて頂きました。

そのクラスの高校生を見ていると色々と感じるものがありますが
特に素敵だと思うのは、目の前の人と仲良くなりたいという
強く純粋な心です。

大人になり、社会人になると、
職場やその他の集まりに参加しても、
自分の生活や自分の人生に重きがあったりしますが、

高校生を見ていると、そもそもの学生生活を
みんなで仲良く、青春を過ごしたい‼という純粋な思いが
一円対話から伝わってきます。

学生生活と自分の生活が離れていないように感じます。

それこそ、仕事とプライベートと大人になると分けるような
そんな風潮もありますが、高校生を見ていると
心にはみんなが仲良くなりたいという思いがあることを感じます。

「クラス全体でもっと仲良くなりたい。」
「自分達のクラスを越えて、他のクラスや他の先生達、事務の方々とも
 仲良くなっていきたい」

そう話す彼らを見ると、こんな学園で自分も過ごしたら
自分の高校生活は変わっていたのかもしれないとすら感じます。

自分が高校生だった頃を思い出すと、
クラスの事を考えたりすることはありませんでしたが
それでも、誰かと仲良くなりたいと願う心はいつもありました。

子どもたちの純粋な心が発揮されやすい環境や、
心の対話ができる環境が、学校には必要なのかもしれません。

ただ勉強をするだけであれば、塾でも出来ます。
一人でも出来ます。

学校が支える人生体験とは何かと考えると、
今の時代に必要な環境が見えてくるように感じます。

まずは自分自身が子どもたちと接する際に
心で触れ合えるよう、寄り添う心を忘れずに居たいと思います。

ミマモリスト
眞田 海