ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/07/24

「謙虚さ」

昨日、和歌山の幼稚園様にお邪魔させて頂きました。

とても物腰が柔らかく丁寧で、そして何か
包み込んでいただくような優しさを感じる対応を
頂くだけでなく、

「どんな時代になっても、大事なものは理念。
幼稚園で余計なことはしたくないんです。」

と、幼稚園の目的・存在意義に対してのその思いの強さと
熱さを伝えて頂き、

私自身も、こんなに優しく強く深い心を持ちたい‼‼
と感じました。

主任を務められていた先生は園に入り45年。
ずっと、この幼稚園で働いてきたと仰います。

なぜ、45年もの間、一つの園を務めてこられたのでしょうかと
お聞きすると、

「それは、ただただお蔭様なんです。」

と、文字では表わせられないほどに、
その見守りの世界の中で生きている方の言葉を聴き、
鳥肌が立つ思いでした。

見守られているという実感がある人だからこそ
見守ることが出来るのではないかという事を、
改めて感じさせていただく機会となりました。

ミマモリスト
眞田 海