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農・植物・発酵

自然の智慧を学ぶ

時代と共に現代にリノベーションされた築120年の古民家。先人の知恵と暮らしを取り戻すための再生。日々その姿を変えてゆく中に生まれゆく温もりとゆとりに、古より受け継がれてきた智慧を感じてください。

学び

土を生かす

先日、実家の畑の小麦がグンと成長していて驚いたものですが、よくよく見てみると、端の小麦(写真右側)の方が大きく成長していることに気付きます。

 

 

これは、毎年同じ場所で小麦を連作しているのですが、そのスペースがちょっとずつ広がっていて、その広がった右端部分の土の養分が多いために成長具合が違っているのかと思います。

 

そんなわけで「少し土を休ませた方がいいのかな」「肥料を入れた方がいいのかな」などと、単純に考えるものの、そうは言っても「自然から学ぶ」という軸から考えると、肥料を入れるというのもどこか違和感をおぼえ、自然農法について調べてみると・・・

 

「自然農法の根本は、土そのものを生かす事である。土を生かすという事は、土壌に人為肥料のごとき不純物を用いずどこまでも清浄を保つのである。そうすれば土壌は邪魔物がないから、本来の性能を充分発揮し得る。しかも面白い事には農民は土を休ませるというが、これも間違っている。作物を作れば作る程土は良くなる。人間で言えば働けば働く程健康を増すのと同様で、休ませる程弱るのである。この点なども農民の解釈は逆であって、作物を連続して作る程養分が吸われるとなし、畑を休ませるが、何もかも実に間違っている。この誤りのため連作を不可とし毎年場所を変えるが、これなども論外であって気の毒な程愚かである。」

 

という記述を発見・・・^^;

 

自分の考えが「間違っている」「気の毒な程愚か」などと言われてしまい、ちょっと微妙なかんじもありますが、結局、この内容が真実かどうかは、自分でやってみないと分からないもの。

 

そんな中で改めて見直してみると、これまで小麦を収穫した後、麦わらなどは、他の畑のスペースにまいたりして、小麦スペースにまくこともないので、土の養分をとるだけとって、土に返しておらず、循環していないことに気付きます。

 

また、そのスペースには小麦しか育てていませんが、やっぱり単一の植物よりも森林などのように多種多様な方が強く豊かなもので、もっと視野を広げ生態系を意識した方がかえって小麦にとってもよい気がします。

 

そして、このあたりは、私たち人間社会においても、とても参考になることが多そうです。

 

ついつい自分にとって楽な方だったり、容易に思いつく対処療法的な改善に飛びつきそうになりますが、しっかりと自然から学び続けながら、今回やってみたいと思った「循環」や「豊かな生態系」など土を生かせるよう、せっかくなので試してみたいと思います。

 

そしてそこからの学びも、会社での様々な仕組みづくりや、自然のありのままの姿を受け入れ引き出す働きへと繋げていけたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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