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聴福庵

古民家甦生の取り組み

自社農園でのお米づくりや野菜づくり、社内ガーデンや天然酵母パンづくりなどを通して「生き方」を学んでいます。

暮らし

アシダカグモ

ここ最近、見かけなかったアシダカグモが久しぶりに土間の天井に出現!

 

手のひらほどのBIGサイズに思わずのけぞってしまいましたが・・・

 

アシダカグモは夜行性なので、暗くなってから家の中のあらゆる昆虫を食べて回ってくれて、日本のある地方では、家の守り神として大切に扱われているという話もあるそうです。

 

また、こちらのクモは、本来日本のクモではなく、外国から輸入されたもので、江戸時代にゴキブリなど不衛生な生き物を退治してくれる益虫ということで大事にされてきたみたいです。

 

確かに、私も古民家に住んでからというもの、特に土間では色々な虫を目にしている中で、なぜかゴキブリに遭遇したことがなく不思議でならなかったのですが、おそらくクモのエサになっていたのだと思われます。

 

ゴキブリなどの虫は、排水管などを通って家に入ってくる時に、雑菌を運んできたりするそうですが、その点アシダカグモは口から出す粘液にとても高い殺菌効果があり、その粘液を出しながら昆虫を食べるため、消毒殺菌もしてくれているとか。また手足もその粘液でいつもきれいにしているそうで、家の中に雑菌が広がらないそうです。

 

更に、移動は主に天井や壁をはうため、テーブルなどの人間が食べ物を扱う場所をあまり歩くことはないそうで、

 

見た目の衝撃というかその存在感の大きさは、相変わらずこわいものでいまだ慣れることはありませんが、家をいろんな意味でいつもきれいにしてくれている存在として、ありがたいなと感じるものもあり、いつもどこか複雑な気持ちの中で適した距離感を模索しています。

 

寿命は平均3年ほどで、長いと7年くらい生きるものもいるそうですが、ひょっとして本日登場した夜の家主とも言えるクモは、私が引っ越した時から存在しているクモかもしれません。

 

◆クモ
https://www.caguya.co.jp/kurashi/36933.html

 

今はコオロギシーズンが到来し、土間に迷い込んでくるものもチラホラいる中で、そのままエサがなかったのか土間でお亡くなりになっていたコオロギ5匹ほど(アシダカグモは基本的に生きて動くものしか食べないそうで…)を、今日はホウキで掃き掃除したものですが、

 

同じ家に住み、ある意味、家をきれいに掃除する者同士?、こわいのであまりはちあわせしないよう住み分けつつ、気持ちは仲良くできたらと思います。自然との共生はなかなか難しいですね・・・^^;

 

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子


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