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農・植物・発酵

自然の智慧を学ぶ

時代と共に現代にリノベーションされた築120年の古民家。先人の知恵と暮らしを取り戻すための再生。日々その姿を変えてゆく中に生まれゆく温もりとゆとりに、古より受け継がれてきた智慧を感じてください。

暮らし

セミの大合唱

関東では「まだセミの鳴き声が聞こえない」という話もありますが、我が家では木が多いこともあってか6月の終わり頃からセミが鳴き始め、最近はもっぱらセミの大合唱で目が覚めます。

 

 

「夏の風物詩」ではありますが、ちょっとうるさすぎる気も? ということで、なんでそんなに鳴くのか調べてみると、その主な理由は「子孫繁栄」で、オスのセミが自分のいる場所を知らせるため、つまり「求愛行動」として鳴いているそうです。

 

セミは長年、土の中で過ごし、やっと地上に出ることができても寿命が短いことから、思い切り大きな声を出して自分の存在感をメスにアピールして子孫繁栄しているとか。

 

そう考えると、カエルとも共通しますが、

 

◆カエルの大合唱
https://www.caguya.co.jp/kurashi/43098.html

 

大きな声で鳴くオスにはメスが寄ってくる、声が小さいとメスは寄ってこない、という自然界の現実が鳴き声の大きさにはあるのですね。

 

ちょうど昨日友人の子どもが生まれた報告があったばかりですが、小さな命を繋いでいこうという思いはセミもカエルも人間も同じこと。

 

セミの鳴き声が、命を繋ぐ行為であったことを知り、明日からは「うるさいなぁ」というより、むしろ応援する気持ちが湧いてきそうな気がしています。

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子


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