自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/06/16

問題解決

出張4日目になりますが、今回の出張では、
お客様との関わりや、仲間との関わりから、

「寄り添い」の大切さ、そしてその難しさを
特に感じています。

自分自身、お客様や社内など、
身の回りで問題が起きたり、直接相談されたりすると、

「問題を解決しなければ」という思考がはたらき、

そのために、自分が思う「正しい」の価値観を
相手にぶつけてしまうことが、けっこうあるのですが、

ちょっと角度を変え、
「そこに寄り添いの気持ちがあったのか?」と、
自分自身を振り返ってみると、

反省することばかり。^^;

異なる人たちで成り立つ社会や組織だからこそ、
価値観のぶつかり合いなど起きがちで、

更には、それによって傷ついたせいか、
大人になればなるほど、

対話をあきらめている人、
本音をおさえてしまう人も多く見えます。

そう思うと、正論や直接的な解決よりも、
共感や寄り添いの方が、

かえってその人の本音が引き出され、
本質的な解決にむかうことができたり、

寄り添ってもらっているうちに、
自分自身で解決できたりして・・・

問題解決は、解決することだけが解決ではなく、
実は、寄り添うという解決の仕方が
本来は、大事なことのように感じています。

簡単にはいきませんが、
尊重し合う社会を子どもたちに残していきたいからこそ、

自分自身が、寄り添い、寄り添われる体験を
もっともっと大事にしていきたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子