自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2013/11/08

石臼で小麦挽き

昨年秋に種をまき、6月に収獲できた小麦を、
先日、社内で石臼を使って粉にしました!

初めてのことで、組み立て方や使い方も分からず、
とまどうばかりでしたが、
皆で、ネットで調べながら、協力して挽いていきました。

実際にやってみると、
まず、重くて回すのに一苦労。

また回せても、早すぎるときちんと粉にはならず、
ゆっくりとした一定のリズムでないと、むらも出て、
非常に難しかったです・・・。

石臼には最適回転速度があるようで、
一分間に30回転(2秒間に1回転)が良いみたいですが、
実際にその速度を意識すると、

思ったよりも遅いかんじで、
労働のテンポが、今と昔では随分と違うことが分かります。

今は、「いかに早く」と効率重視の時代ですが、
本来の人間の労働テンポを体感することで、
自分達の不自然さに気付く機会となりました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子