自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/10/02

神無月

気が付けばもう10月。
早いもので、今年も残すところ3か月となりました。

そんな10月は「神無月(かんなづき)」とも呼ばれますが、
調べてみると、その語源は諸説あるようで・・・

神を祭る月であることから、
「神な月(かみなづき)」。

収穫された新米で新酒が作り始められる月から、
「醸成月(かみなしづき)」。

新嘗(にいなめ)の準備をする月から、
「神嘗月(かんなめづき)」。

全国各地の神様が出雲に集まり
出雲以外は神様が不在になる月から「神無月」。

雷の鳴らない月から、
「雷無月」(かみなしづき)」

など・・・実に沢山あることに驚きます!

本来は、旧暦による月の別名であるため、
新暦との季節のズレに違和感はありますが、

こんな風に、日本の豊かな自然と季節感からうまれた
美しい月名や語源を知ると、

昔の人の自然に沿った暮らしを
今いちど見直していきたいと感じます。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子