自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/02/23

はやとうり

お正月の室礼で盛った「はやとうり」。

ハヤトウリ1

その時、お稽古の先生が、

「はやとうりは、置いておくと
 芽がどんどん伸びて、

 逆に、実は養分をすわれ
 次第に小さくなって・・・

 その姿は、親子の姿と重なるので、
 もしよかったら、見てみるといいわよ。」

・・・と、教えて下さったので、

お正月が過ぎた後も、はやとうりは食べず、
観察することに。

すると、この2ヵ月くらいで、
驚くほどに、ぐんぐん蔓が伸び、
実もひとまわり小さくなって・・・

確かに、親から子への無償の愛のようなものを
そこから感じました。

そして、せっかくなので、
週末、実家の畑で植えてみることにしました!

ハヤトウリ2

50cm程に伸びていたので、
はやとうりを畑まで運ぶ時に、
蔓が少し折れてしまったのですが、

そのまま蔓が倒れないように、支柱を立て
紐でゆるく固定しました。

ハヤトウリ3

父親も畑で「はやとうり」を育てたことはないそうで、

蔓がそのまま伸びてくれるか、
霜がおりて枯れないだろうか・・・など、
色々と心配でもありますが、

一緒に見守っていきたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子