自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/11/19

分かるよりも・・・

先週、保育環境研究所ギビングツリーが主催する
「保育環境セミナー」が開催されました。

セミナー終了後に、
参加者のアンケートを確認させて頂く中、

「自園の課題あるいはあなたの保育の課題はなんですか?」
という質問に対して、

「子どもの気持ちが分かることではなく、
 子どもの気持ちになれること」

・・・という、ある参加者の回答に、

寄り添いを越えた「子どもとの一体感」を感じ、
衝撃を受けました。

そして、分かることよりも、
自分がそうであるかどうかを見ている先生は、
とても謙虚で、自然なかんじがしました。

また「見守る(保育)がわかることと、
見守る(保育)をすること」もこれと同じく、
似て非なるものなのだと感じます。

人には「分かりたい」と思う欲求がありますが、

それを目的と勘違いしないように、
気を付けたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子