自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/08/19

どこを見るのか

先日、ある保育園に訪問し、
保育に熱心な先生たちを目の前にして、
改めて、理念の必要性や重要性について、考えさせられました。

そんな中で、理念について話をする機会があったのですが、

自分自身、理念を大事にしている会社で
働かせて頂いているからこそ、

その素晴らしさや重要性を、
分かっているつもりでしたが、

いざ話してみると、
なかなか整理されておらず、

普段から、自分の働きを通して、
理論づけて考えたり、深めていかなければ、
言葉で伝えることは難しいと感じました。

更には、お客様に「理念を明確にした方がいい」と提案をする際、

「お金も発生することだし」とか「忙しそうだし」と・・・

変に相手に気を使って、
顔色をうかがったり、相手の出方を待ったりしがちですが、

本来は、園長、職員・・・それぞれに、
想いの強さは違えど、
「なんのために働くのか」という初心があるわけで、

それが実現できるように、
環境を用意したり、一緒に取り組んでいくことが、

自分たちの仕事でもあると、
改めて、自分自身の役割についても自覚しました。

私たちも先生たちと一緒に、
子どもが幸せな世の中を
本気で目指しているからこそ、

自分に対しても、相手に対しても、
表面的なところに惑わされずに、

奥底にある初心や本心、理想、志の方を見て信じ、

その実現のために、自分が「本当にいい!必要!」と思ったものは、
遠慮せずに、そのままにお伝えできる自分でありたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子