自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/06/07

作物から見る

先月末に父から「小麦が大変なことに・・・」と、
連絡がありました。

実は、大半の小麦の穂から、実が落ち

150528小麦の収穫実落ち

また、実がついている穂も、今にも落ちそう
ということで、

150528小麦の収穫実生り2

父が、急きょ収穫をしてくれた・・・といいます。

150528小麦の収穫殻取り

鳩がよく来ていたようで、
のどかだなぁと思っていたところ、

実の大半が落ちて、
結局は、鳩のエサになっていたそうです。。。

それから10日程経っていましたが、
今日、私自身も実家の畑に行ったところ・・・

少し残された小麦も、無残なかんじでした。

150607小麦

それにしても、昨年は第1弾の収穫を6月4日にしており、
(第2弾は6月14日)
収穫時期など、なんとなく目安を立てていたものの、

結局今年は、1~3週間も早い収穫となりました。

実際には、そんな風に目安を立てない鳩の方が、
目の前の小麦をよく見て、食べ頃が分かっているのだと、
ある意味、感心します。

そう思うと・・・

毎回、作物から見ていないと分からなくなるのが
自然だと感じました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子