自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/06/06

心情・意欲・態度

カグヤに入社して、
この夏で、7年が経ちますが、

入社当時は、経理の仕事からはじまり、
長いこと、社内での事務仕事や、
環境づくりに取り組んでいたため、

恥ずかしながら、
「保育」について知らないことばかり。

そんなわけで、どこか苦手意識を抱えつつも
「しっかり勉強しないといけないな・・・」 なんて
ずっと思っていました。

しかし、最近は現場に出る機会も増え、
お客様とお話ししたり、
子どもの姿を見るうちに、

子どもの可能性の大きさや、
先生、園の役割の大きさを目の当りにし、

尊敬や感動など・・・
自分の心が動くことが沢山あり、

「あれってどういうことだろう?」
「あの園で困っていることは、
他の園ではどうしているんだろう?」と、

自分自身に、疑問が沢山出てきました。

そして「知りたい」「力になりたい」
という気持ちが自然と湧いてきて、

仲間のクルーやお客様に聴いてみたり、
自分でネットで調べてみる・・・ということが、
自然と増えてきたように思います。

先日、ある保育園の園長先生から、
ちょうど、保育所保育指針の「心情・意欲・態度」について、

「心情」「意欲」「態度」の順が大切であることを
教えて頂きましたが、

心が動く体験が、意欲を育て、態度を作りだす・・・
というのは、

大人にとっても、自然な流れで
共通することだと実感します。

無理に「態度」からやったり、やらせたりしないよう、
自分にも周囲にも「心情」を尊重することを、
大事にしたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子