自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/06/01

体得すること

先日、ある保育園の園庭に、

ロープをのぼって高い場所へ行ける、
アスレチックのような刺激的な遊具があり、

体得1

とても興味深かったので、
遊ばせてもらいました(笑)

ヒールの靴を履いていたものの、
夢中になって、ロープをつかみ、
自分の手と足の力で壁をのぼったり、

その先にある、吊り橋を渡ったり・・・

体得2

大人の自分でも、恐怖感がありながらも、

見える景色が変わったり、難しいことに挑戦することで、
ドキドキワクワクする体験となりました。

慣れない動き(遊び)に、
最初はどうしたらよいのかと思いましたが、

近くにいた園長先生は、
「手に力をしっかり入れて、ロープから手を離さなければ大丈夫!」
などの声掛けをするのみ。

その中で、自分自身で感覚をつかむことの大切さを
体感させて頂きました。

子どももこんな風に、沢山の体験を通して、
自分自身で自然と体得しているのだと感じ、

なんでもやってあげるのではなく、
自分で体験していくことの大切さを
遊びを通して、教えて頂く機会となりました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子