自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/10/11

冷蔵庫から見えるもの

この連休中、オフィスビルの点検により、
全館停電になるということで、
昨日は社内の冷蔵庫の片付けをしました。

改めて見直すと、ものが溢れ、
食べ物や飲み物が煩雑におさめられて、
ひどい状態であることに気付きます。

更に、中には、賞味期限切れのものも沢山あり、
分別しながら、仕方なくそれらを捨てていきましたが、
罪悪感にさいなまれ、何とも言えない気持ちになりました。

結果、冷蔵庫はきれいになりましたが、

気持ちがスッキリすることもなく・・・

最近では、お米や野菜をつくったり、
発酵食を深めたりして、
「食べ物の大切さ」を口にする一方で、

この有り様は、いかがなものかと、
怒りや責めの気持ち、申し訳なさや空しさ、情けなさ等が、
複雑に絡み合い、自己嫌悪感をおぼえました。

そして、この気持ちを決して忘れないように、
そして二度とこんなことを繰り返さないように、
生き方を改める必要を感じ、

仲間と共に、6つの心得を決め、冷蔵庫に貼りました。

「子ども第一主義」の理念のもとで働くからこそ、
命を「活かす・生かす」どころか、
「ムダにする・殺す」ような生き方は、
絶対にやめたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子