自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/09/16

命ある花

先日ある園の園長が、保育環境について、

「枯れた花がそのままになっているのは、
命ある花の尊厳そのものを評価していないことだから、
やめてほしい。」

と仰っていました。

切り花といえど、そこには「命」があり、

枯れて命をなくそうというのを、
そのままにしているということは、

命を粗末にしていることだと仰います。

弊社でも、社内に切り花を飾ったりしていますが、
枯れてしまった花に対して、

汚いから・・・
見た人に不快感を与えるから・・・などと、

自分が、人間都合の関わりをしていたことが、
申し訳なく、恥ずかしい気持ちになります。

きれいな花の時だけ、感謝するようなことではなく、
枯れてしまいお役目を終えた時でさえ、
寂しいながらも、 感謝の気持ちを持てる自分でありたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子