自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/07/15

利益で判断

週末の草刈りでは、
3列ずつ草を抜きながら、前に進んでいきました。

色々な種類の草を抜きながら、
一緒に草刈りをしていた仲間が「セリ」を発見!

いい香りもして美味しそうですが、
これも雑草ということで、抜いて畦へ放り投げます。

「七草」の時期には、買って食べたりもしますが、
旬を過ぎてしまうと、こうして雑草となってしまい・・・

大きな視点を持てば、
必要のない生き物等いないと思えますが、

振り返ってみると、
やっぱり自分にとって利益があるかないかで、
判断してしまっているなぁと、どこか矛盾を感じました。

こんな風に、自分に必要な「稲」を守るために、
取り除くことは必要にしても、

自分の気持ちの中に、そんな存在に対しても、
感謝や申し訳なさ等の心を、忘れずにいたいと感じました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子