自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/07/07

役に立てる幸せ

先日「日本理化学工業 川崎工場」へ見学に行きました。

こちらの企業は、チョーク等を製造販売しており、
社員全体の70%以上が、
知的障がい者のある社員ということです。

一番印象的だったのは、
皆さんが、とても楽しそうで誇らしそうに働く姿です。

「福祉施設で大事に面倒をみてもらうことが幸せではなく、
働いて役に立つことこそが幸せ」と
大山会長からもお話しを頂きましたが、
まさに皆さんの働く姿から、それを強く感じました。

チョークをつくる工程は、単調で、
決して楽しいものではないようにも思いますが、

そんな仕事自体の面白さ以上に、
「自分が役に立っている」と実感していることで、
自然と人が輝き、

それこそが働くということ、
人の幸せなのだと感じました。

自分が今こうして、働かせて頂けていることも、
決してあたりまえではなく・・・

多くの幸せを頂いているこの環境を感謝して、
もっとお役に立てるよう、自分の命を活かせたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子