自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2013/12/02

柚子のように

前回の室礼教室では、冬至がテーマだったので、
冬至に主としていただく、
南瓜や柚子等を盛り供しました。

「桃栗3年、柿8年」とは、よく聞きますが、
その後に「柚子は9年でなりかかる」という言葉もあるようで、

「苦労も必ず実りますように」の願いを込め、
柚子を供しました。

そういえば、ちょうど先日、実家の畑に行った際に、
沢山の柚子が実っていましたが、

「長年実らずあきらめかけた頃に、実がなった!」と、
父が言っていたのを思い出しました。

なんでも早く結果を出そうと、焦りがちになりますが、
柚子のように、沢山の時間がたっても、必ず実ると信じて、
あきらめない心を大切にしたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子