自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2013/12/01

一陽来復

早いもので、今日から12月。

そんな師走を前に、先日の「室礼教室」では、
冬至の室礼を学びました。

そもそも冬至は、一年で最も日照時間が短く、
翌日より日が延び出すことから、

冬至を太陽が生まれ変わる日と捉え、
古くから世界各地で、冬至の祝祭が盛大に行われているそうです。

また、中国や日本では、太陽の力が一番弱まった日であり、
この日を境に、再び力がよみがえってくると考え、

冬至のことを「陰」が極まり、再び「陽」にかえる日という意の
「一陽来復(いちようらいふく)」といい、
この日を境に、運も上昇するとされているそうです。

悪いことが続いても、
回復してよい方向に向かうという意味もあり、

太陽は、昔から変わらず、
どんなに下がっても、必ず上がっていくことを、
私達に、教えてくれているのだと感じました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子