自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/10/24

関係性がかわる

昨日から皆で聴福庵にて
かまどづくりを行っています。

土台や土づくりなどは
事前に左官さんが整えていてくれており、

かまどづくり1

私たちは、土を運びその土台の上に盛って、
ひろがらないよう側面を支えながら、
上から土をたたき固め・・・

かまどづくり2

かまどづくり3

そこからコテなどをつかって成形を。

かまどづくり5

いつのまにか子どもの頃の土遊びのように、
夢中で取り組んでいて・・・

昨日は気付けば外は暗く、夜になっていました。^^;

ひとまず初日を終え、
羽付き釜をセットしてみると、
すでに圧倒的な存在感が!^^

かまどづくり6

それにしても1日でここまでカタチになるとは、
正直驚きでした。

そして、皆でつくったかまどは、
形はちょっといびつなものの、

それも味?と思えてくるほど、なんだかかわいく見え、
自然と愛着が湧いてくるのを感じます。

そして、それを実現させてくれた道具たちも
なんだか相棒、仲間のような感覚になり、

片づけをしながら、
「本当にありがとう」という気持ちになり、

かまどをつくる前と後では、
その見え方や関係性がかわるのを感じます。

かまどづくり7

また、それは物だけではなく、人に対しても同じこと。

仲間に対しても、
一緒に土を盛り固めたり、きれいに成形をしたり・・・と、
共に同体験できることで、

感謝と共に、
なんだかこれまでよりも関係が近づくような、
絆が深まるような感覚があり・・・

それもなんだか自然なことのように感じます。

2日目の様子は、引き続き明日のブログで
ご紹介したいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子