今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2015/02/02

「貧乏性のジレンマ」

パートナーさんからのメールに
年末年始に本棚や収納を断捨離され、
“整理という行為は
「モノが少ない方が豊かな空間になる」
ということを身をもって理解できて良い”
とありました。

断捨離。
過去何度となく挑戦しては破れ去った試練。
そもそも捨てるという行為事態が
貧乏性の私には難しいのです。
今度こそ!と思っても、仕分けているうちに
あれもこれも必要と思ってしまい
あ゛~っ!!何一つ減ってない!!!
となるのです。

「これ去年使わなかったなぁ
じゃまだなぁ~でも・・・
今年はもしかしたら使うかも?」

常にこんなことが頭をよぎり
結果、物は増える一方。

そのことを、そのパートナーさんにお伝えすると
以前、NHKの番組で
「使わないけどもったいないと思って
捨てずに取っておいているものが
部屋の1/10の場所を占めているとしたら、
毎月そのガラクタスペースのために
家賃を多めに払っているようなものだ。
捨てるのがもったいないどころか損している」
といった内容に「なるほど」と感心したそうです。
要は“そのガラクタが無ければ
もっと安くて狭い部屋でも生活できる”
と言うことらしいです。

確かにその通り。
モノが減れば気分もスッキリ、
清々しい空間に、さぞ心も落ち着くでしょう。
分かってはいても、捨てる文化というのは、
「もったいない」の文化に育った私に
そもそも馴染み難いこと。
たけど、使わずにしまい込んでしまっていては
日の目を見ないモノたちが可哀想な気もします。

そこで、再挑戦です。
貧乏性だからこそ
「不用品ですら生かす方法を見い出せる」
と言うわけで、この週末
もう一度、押し入れの奥のモノたちと
対峙しようと心密かに燃やしているのです。

ミッションパート
佐藤真樹