自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/03/28

お花見

昨日まで降り続いていた雨もやみ、
今日は、また春らしさが感じられましたが、

東京では、桜の開花宣言から1週間経った今も、
周期的な寒の戻りの影響か、まだ二分咲き程度。

満開は今週末・・・との予想も出てますが、
今年は、開花から満開までがゆっくりなので、

こんな風に長い間、桜の花を楽しめるのは、
なんだか得した気分です。^^

そして、ちょうど先週末にも、
そんな桜を楽しみに、友人とお花見をしました!

お花見2

お花見1

実はこのお花見、その昔は「神事」だったそうで・・・

桜の語源として、「サ」は穀物の神様を、
「クラ」は座で、神様が宿る依り代という意味があり、

桜の花は、田の神様が山から降りてきた印と考えられて、

桜の木にお供え物をしたり、
秋の豊作を祈りながら宴を行うというのが
お花見の由来・・・という説があります。

また、調べてみると・・・

桜の花が咲くことが
「神様が降りてきて下さった証」

散ることが
「神様が帰っていった証」と意味され、

しっかりとした期日を桜が咲いていてくれれば
その年の豊作は期待できたのですが、

すぐに散ってしまったら
「凶」とされ、豊作が期待できない・・・と、

花で収穫を占ったとも言われているようです。

日本人が、桜の花が咲くことに喜びを感じたり、
散っていく中に寂しさを感じるのは、

無意識でも、自然とこんな由来を
感じているからなのかもしれません。

桜やお花見の奥深さに触れ、
ますますめでたさが増してきた気がします。^^

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子