ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/12/13

「祖母から頂く」

昨日祖母の一周忌を終え、
祖母の家にあった2つの鰹節削り器のうち
普段からずっと使われていなかったものを
頂いてきました。

早速、今日使ってみようとすると、、、

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そもそも、削り方が分かりません。笑

購入した鰹節には説明文がありますが、
果たしてどっちが頭でどっちが尾なのかがよく分かりません。
調べていくと、鹿児島の枕崎の方では特殊な製法で
頭の部分の処理をしているそうです。

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また、頭と尾を間違えると粉だらけになりますと書かれているので、
削ってみると、どちらからも粉が。。。

調べてみると、カンナの刃が出すぎていると粉ばかりになると
書かれていました。

と言うわけで、刃の調整をかなづちを使って行いました。

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どちらが頭かもようやく理解でき、

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刃を調整しながら削ってみました。

すると、まだまだ厚い鰹節が。。。

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しかし、繰り返すうちに向こう側が
透けて見えるような鰹節が‼‼

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早速、昨日仕込んだ野菜の一夜漬けに
振りかけて頂きました。

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芳醇な香りと旨みは
お漬物を一気に贅沢品の域まで持って行ってしまいました。

手間暇のかかる鰹節削りですが、
今も料亭などに行くと、
「鰹節はお客様の顔を見てから削れ」
と言われるくらい、削ってすぐが香りも味も良いそうです。

実際にやってみると、味もさることながら
やはりこの手間暇をかけた時間やこの所作一つ一つが
豊かさであり、幸せであるように感じました。

これを面倒と思い、今までパックで買っていたことを思うと
なんだか、もったいないことだなぁと実感しました。

祖母から頂いた鰹節削り器とともに、
鰹節を削る文化も、これから大切にしていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海