ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/08/14

「お盆」

昨日は妻の実家で迎え火をしました。

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子ども達も
「この煙に乗ってご先祖様がくるの?
ご先祖さまって幽霊?!おばけ?見えるの?」

と興味津々です。

煙を見て、空を見上げる子ども達につられて
私も空を見上げてしまいましたが、

改めて、今の自分達があるのも
この子ども達があるのも
ご先祖様のお蔭様なのだと感じます。

ご先祖様に手を合わせる姿も
今年は子ども達から行きたいというようになり、
少しずつですが、ご先祖様の存在に気付いているのかもしれません。

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そして、この地域が今あるのもご先祖様のお蔭です。

今晩の地域の盆踊りでは
立科町の踊りと地域の踊りがありましたが、
立科町の踊りは皆知っていても、
地域の踊りを知っている人が今年はいませんでした。

祭りの実行委員会の方も、
「戸倉の文化をつないでいかないといけない。来年はちゃんと先生を呼びましょう!」
と話をされていました。

私も今年は、立科町の盆踊りを覚えようと
ずっと練習をしましたが、
やっぱり、地域の踊りを知るという事は
その文化に入り込むという感覚があります。

延々と繰り返される盆踊りの曲を
地域の方と一緒に踊れることの喜びは
何か、その土地の心やご先祖様といった
その方々が大事にしているものに触れさせていただくような
そんな感覚を得ました。

どんな地域にも、ご先祖様があり、
その絆を紡いできた文化があるのだと思います。

文化や絆、ご先祖様は目に見えるものではありませんが、
子ども達と一緒に心を寄せ続けていきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海