今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2016/06/24

「なんでもあやとり」

こんにちは、秋山です。

ここ最近毎日のように、
息子が手に取って遊ぶもの。
それは「あやとり」です。

友達同士で集まり、
頭を突き合わせながら、
黙々と手を動かし…次の瞬間には、
キャーキャーワイワイと大騒ぎ。

「一緒にやろうよ!」

と誘われた時も、
『そんなに知らないなぁ…』
と少々気乗りしなかった私ですが、
参加してみると…ビックリ!

私の知る「あやとり」とは、
一味も二味も違う楽しみに溢れる、
「なんでもあやとり」だったのです。

なんでもあやとりとは…

完成された「技」を魅せ合ったり、
それぞれが出来る「技」を、
手順を追って教え合うのではなく。

思うままに手を動かし、
自分が出来た!と思ったところで、
「これ、何でしょう?!」と披露。

「川に見える!」
「絶対新幹線!」
「高速道路だって!」

見えたモノの名前が飛び交います。
その中から1つ出題者が気に入ったモノが、
「そう…これは高速道路でした!」
と着地するという遊びなのです。

答えが決まっていない遊び。
むしろ自分たちで創り出せる遊び。

なんて新しい遊びなのだ!と、
感心している暇もなく、
子ども達のスピード、発想力、柔軟性に、
圧倒されてばかりの時間でした。

この遊びは、こんな遊びだから。

そう思い込んでいることで、
「遊び」が「遊び」で無くなることに、
気付かせてくれる体験だったように思います。

幾つになっても自由な発想で、
「遊び」に夢中になれる、
そんな大人で在りたいです。

エールキーパー
秋山 有紀子