ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/10/08

「タイミング」

妻の実家に来ています。

今年は雨も多く、稲刈りの時期が遅れていましたので
丁度今週末にという流れでしたが、、、
結局のところ、天候の関係も有り、
妻の実家に着いたときにはほとんどの事が終わっていました。

改めてですが、自然は待ってはくれないのだと実感します。

また明日には、水も引いて作業を再開できるかと思いますが、
そうやって、自然のタイミングに沿いながら暮らすという事は
これまでも沢山体験してきましたが、
改めて、曜日で働くという現代のシステムが
自然に沿った形ではないことを改めて感じます。

お義母さんの職場は急には休むことが出来ない為、
稲刈りにの際にはお義父さんとお兄さんだけで無理をし、
結局今回、お義父さんは無理が祟って肋骨にひびが入ってしまいました。

今までは、体力があったため、無理が出来ていましたが、、
高齢になるにつれ、様々な現実が押し寄せてきます。

昔は「稲刈り休暇」と言うものが地域には必ずあったと言います。

しかしそれが今、効率重視の社会になり
取れなくなると、自然とタイミングがズレればズレるほどに、
影響が増してくるようになりました。

本来は自然に沿って協力し合う関係性が大切だと思います。
今回も、お義父さんの体調を聴き、周りの方々が助けに来てくださいました。

子どもたちに遺していきたい社会はどんな社会なのか。

改めて自分自身は協力や協働の社会を目指していきたいと感じます。

ミマモリスト
眞田 海