ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/04/30

「ある物さがし」

キャンプ場に来てテント生活を楽しんでいます。

都会にいる時とは違う筋肉を使うような感覚で、
同じ「食事」も「寝る」も「遊ぶ」でも、
楽しみ方が違うように感じます。

特に子どもたちの言葉の変化が面白く、
最初は「遊ぶものがない」「つまらない」と言っていましたが、
次第に、普段のようにおもちゃや絵本、テレビで遊ぶことを諦めて
会話を愉しんだり、散歩を愉しんだり、薪を集めたり、
火を起こしたり、食事を作ったりと、暮らしそのものを愉しみ始めました。

ただ食事をするだけで、ただ、そこにいるだけで愉しい。

この普段の暮らしそのものを楽しむという感覚は
今あるものに対する主体性でもあり、今をあるがままに受け取ることに
近いように感じます。

頂いたこの体験が、普段の生活に戻るとどうなっていくのか
楽しみです。

ミマモリスト
眞田 海