ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/02/04

「寄り添い方」

ここ数日、飼っている熱帯魚の様子がおかしく
エサも食べずに寝ころび始めてしまいました。

何が起きているのかも分からず、
水替えや掃除などをしても良くならない為、
ずっと心配をしていましたが、、

今日、ふと魚を見ていて感じたのは、
「寒そう?!まさか?!」

指を入れてみると、確かに冷たく、
水温計は魚のいたずらで土の中へ。。。

調べてみると、ヒーターの故障でした。

何時から故障していたのか、、、
何故気づけなかったのか、、、

思えば、

きっと水替えの問題だろう、
きっとフィルターの問題だろうと自分で決めつけ、
魚が置かれている状況を理解しようとする気持ちが薄れていたことを思います。

こんな状況が続けば、家族に対しても
子どもに対しても、誰に対しても、同じように決めつけて
相手の気持ちや立場に立って共感する心のゆとりと
思いやりを持てないかもしれません。

分かってあげようとすることや、
正しいと思う事をしてあげることも時には大切なのかもしれませんが、
それで満足するのは自分だけかもしれません。

分かってくれているんだと相手が感じ、安心することや
相手が困っていることを伝えたくなるような寄り添いは、
相手だけでなく、自分自身も大きな学びにつながるかもしれません。

軸足を自分に置くのではなく、どんな機会も、
相手におけるような自分に近づくためにも、
日々実践から学び続けたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海