ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/08/14

「分からないもの」

中学校時代の同級生が亡くなりました。

棺の中の顔を見ると、
文化祭では一緒にバンドをやり、
共に遊んだ日々など、、、
沢山の思い出が溢れてきました。

家族想いで、繊細で思いやりに溢れた人でした。

不慮の事態が重なってしまい、
この世を去ってしまった友人。

どんなことにも意味があるとはいうものの。

なぜこの人が。

なぜこのタイミングで。

なぜなんだと、思わずにはいられません。

これは時が過ぎ去る中で
その理由を感じるものなのでしょうか。

20歳の頃、私自身も父親の余命を知りました。

早くに父を亡くしたことは当時は辛いことでしたが、
お蔭で、沢山の皆さんからの支えや、挑戦の機会を頂きました。

そして、生きている時と同じくらい。
もしくはそれ以上の見守りを父親から今も頂き続けています。

今ははっきりと父親の死については

「あのタイミングが完ぺきだったのだ」
と、感じられます。

今回の事も、きっとこの死に関わる人々それぞれに
必要な機会としてあるのかもしれません。

今はただ、故人の冥福を祈るばかりですが、
あの若さのまま、あの笑顔のまま、
生き続ける友人との思い出と一緒に生きて行きたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海