ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/06/07

「父親保育」

父親保育に参加してみて思うのは、
保育園と、そして先生と同じものを目指す
という体験をさせて頂いたと感じることでした。

ただ、保育の一部を体験させてもらったり、先生がやるのを手伝うのでは、
お父さん達は「先生」を見て保育をしてしまいます。

しかし、お父さんが丸ごと保育をするという環境を頂くと、
お父さん達は、「子ども」を見て保育をすることが出来ます。

そして、先生方から見守られる体験を通して、
お父さん達も保育を楽しめていることを実感するのだと思います。

同じものを見るからこそ、一緒に語り合ったり、
助け合ったり、楽しみ合ったりできるのだと思います。

日々の送り迎え、園便り、行事、様々な関わりの中で、
都度都度に理念を説いて頂いていましたが、
今回の父親保育で、「共視」という体験を改めて実感させて頂きました。

そして、これからの園生活の中で、
自分のクラスの子ども達だけではなく、
自分が父親保育を体験して触れ合った子ども達の事は
もはや他人事ではなく付き合っていけることに喜びを感じます。

こうやって、保育の楽しさ、
子どもの育ちに触れることの楽しさを
実感しつつ、大人も子どもも幸せになれる
体験は、本当に素敵だなと感じます。

また来年は、2回目という事もあり、
色々と挑戦をしていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海