ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/03/11

「繋ぐ」

今日は3.11。

忘れられないあの日。
しかし、子どもたちはその記憶がありません。

あの日社内にいた私は、崩れ落ちる天井を見て、
自分のビルと真逆に揺れるところてんのようなビル群を見て、
机の中から、死をイメージしたことを思い出します。

そして震災から数日、原発のメルトダウン。

歴史的な出来事でした。

その実感がない子どもたちへ、
今の自分たちは何を伝えられるのだろうか。

そんな中で迎えた今日。

公園で砂場遊びをする子どもたち。
山や川、池、いろんなものを作り出し、
楽しそうに没頭しています。

お昼休みに震災の事を伝えると、、、

「それはどれくらいの高さの津波がきたの?!」
「人は死んでしまったの?!」
「揺れた後には何が起きたの?!」

事実を伝えると、今年は今年の積み重なる反応があります。

2時46分。

一緒になって黙とうする子どもの姿には、
大人では表現することが出来ない純粋な姿がそこにあるように感じました。

ヤフーは今年、こんな広告で啓蒙しました。

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私自身自身はどんな「今」すべきことがあるのでしょうか。

それは子どもたちと一緒に今のこの恐怖と関心を育て、
深め、明日に繋げ、来年に繋げていく事なのだと思います。

大切な教訓を、子ども達一緒に醸成していきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海