ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/02/11

「結婚記念日」

今日は結婚記念日でした。

7回目の結婚記念日ともなると、
なんだか少しマンネリと言うか、、、
初心を忘れてしまいそうになります。

と言う事で、結婚記念日をどんな日にしようかと
考えた結果、「毎年、初心を思い返す日」と言う事としようと決めました。

何故、出会ったのか。
何故、一緒に暮らすのか。
何故、共に必死になってまでも家庭を築くのか。

それには、必ずその時々の初心があります。
その初心を忘れてしまわぬように、
そして大切なのは、忘れてしまうからこそ、
思い出す機会を大切にしていこうということでした。

ということで、その初心に触れる機会にしよという事にしました。

今年はまず、初めて出会った場所や、
初めて一緒に暮らした家やその街を歩き、
結婚当初に思った気持ちや、想いに触れる一日にしようという事で
歩いてみると、、、

実際に歩かないと思い出せなかったことが
街のいたる所にあることに気づきます。

当時の想い。
そして今の想い。

どれも、大切な想いです。

今の子ども達との生活があるのも、
こうやって働いていられるのも、
全ては、その時のご縁、選択があってのこと。

その場所に行って、振り返る機会を作ることで、
改めて初心に触れることが出来、
これからどんな家庭を作っていきたいかと言う事にも、
初心から話に花が咲きます。

そんな一日を振り返ってみると、
充実した一日を送ることが出来たのは
普段の理念実践のお蔭であることに気づきます。

日々、「何のために働くのか」と自分自身を内省する環境のお蔭で、
「何のための今日なのか」と問うプロセスが、

結婚記念日を
自分達の欲を満足させる一日の過ごし方ではなく、

少しでも自分を何かの為に使えるような過ごし方を選択しようとする
機会となったように思います。

改めて、理念に守られている実感を感じるとともに、
理念を磨いていくのは日々の自分達の選択と実践なのだと
学ぶ機会となりました。

ミマモリスト
眞田 海