ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/08/30

「喧嘩」

3歳と5歳の子ども達を見ていて思うことがあります。

よくまぁ、毎日毎日、、、いえ、毎時間、毎時間、喧嘩をするなぁ、、と。笑

お互いにちゃんと喧嘩が出来るようになってまだ一年も経っていませんが
仲良く遊んでいたと思えば、喧嘩し、喧嘩していたと思えば仲良く遊び、、、と
休日の多いときでは本当に毎時間のように喧嘩をしているすがたをみています。

毎時間、本気で泣いて喧嘩できる。

これって、本当に凄いことですよね。

見ていてまたすごいなぁと思うのは、
子ども達の喧嘩は、傍で見ていると同じ喧嘩にしか見えないときもありますが、
よくよく見ていると、彼らは自分自身を常にバージョンアップさせていることに気づきます。

手加減を覚えたり、譲ることを覚えたり、交渉を覚えたり、時にはやり返すのではなく
逃げることを覚えたり、と過去の喧嘩の経験から
どんどんと自分自身をバージョンアップさせていることに気づきます。

そうやってお互いを磨き合い、お互いの事や自分自身を知って行くのだと思います。

そして、最近気づくのは、昔は親に言いつけに来ていたのが、
段々と自分達だけで解決できるようになってきたことです。

それもまた、凄いなぁ、と思うと同時に、
どんどんとそういった発達を見ることが出来るのが
喜びでもあり、有難いと感じる瞬間でもあります。

子ども達の真剣なぶつかり合い、磨き合いに学び、
中途半端な磨い気合いを辞めて行きたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海