ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/05/31

「ライオンキング」

昨日は、友人がチケットをくれたので
家族全員と母親を連れて、劇団四季のライオンキングを見に行きました。

演劇を見に行くのは全員初めての体験です。

「しーんぱーいないさー!!」

のフレーズで知ってはいるものの、それが何のことなのか分かりません。笑

子ども達にとっては、ちょっと早すぎたり、難しすぎたり、怖かったりするのでは、、、
と思っていましたが、、、

始まりこそは怖がっていましたが、、子ども達はどんどんと惹き込まれて行きました。

2時間半の公演でしたが、食い入るように演者に目をやり、
そして手に汗握るどころか、、、全身から汗をかいて
怖がったり感動したり笑ったり。

本当に全身全霊を使ってみていることが伝わってきます。

それはなんだか、ライオンキングに関わる人達の全身全霊に
共感しているように見えました。

その姿には、「演技が上手か下手か」や「物語が面白いか、どうか」
というような目線ではなく、「まるごと感じ、受け入れている」ように感じ、
ゾーンに入るコツを教えてもらいました。

そして、子ども達がこんなにも熱中出来たのも、
妻の働きがとても大きかったように感じます。

出張続きで家を空けている間、子ども達はライオンキングのDVDを見ていたそうです。
なので公演中、「パパ、あれはきっとサルだよ!」「あれがナラだ!!」
「ブタさんすっごい面白いんだよ!!」と沢山教えてくれたのです。

また、家の中では見たことがないライオンキングの事を

「ライオンがしーんぱーいないさー!っていう劇」

という共通理解で、そのフレーズを楽しみ、
毎朝起きたら「ねぇねぇ、土曜日ってしーんぱーいないさー!の日?」
と、見に行くまでも楽しめたのが良かったのかもしれません。

今回、友人から頂いた有難い機会は、
その日を迎えるまでもが有難い時間となりました。

頂いた機会を楽しむということ。
その為のゾーン設定や、ゾーンに入るためのコツ。
教えて頂いたことを大切に実践していきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海