ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/12/11

「原点」

娘がハムスターを飼い始めて数週間経ちました。

毎日話しかけてはお世話をする姿を見ていると
娘にとっては良い経験となっていることを感じますが、

さてハムスターにとっては良い環境なのかというと、
ハムスターのことを分からないと何とも言えません。

声なき声を聴けるようになるためにも、
まずは相手のことを知る必要がありますね。

そしてまた、「寄り添おう」と思うと、いくらハムスターに詳しくても
自分が知っている知識やパターンだけでは寄り添えないことに気づきます。

私たち大人自身も、一般論で語られたところで、
寄り添われているとは感じないことと同じですね。

自分自身に興味を持ってもらっていなければ、
寄り添われているとは感じないのだと思います。

仕事も同じことのように思います。

いくら技術やパターンや法則を知っていたところで、
相手に興味がなければ寄り添っているとは言えません。

子どもを見ていると、知識も技術もありませんが、

「おなか減っているかな」
「何を考えているのかな」
「寒くはないかな」
「どうしたいと思っているんだろうな」

とずーっと問いかけては目を光らせています。

この寄り添おうとする心が
見守ることの源流のように感じます。

その心を大切に私も一日を過ごしていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海