ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/04/17

「本気が紡ぐもの」

来月に始まるRMのお客様とのお電話でのお打合せの際に、

RMを始める目的をお聞きすると、

「現場の先生方から、この子にこんな環境を用意してあげたいと思うとき、
『これ』という根拠が今はないので不安なんですという声がたくさん出てきます。」

「でもそれは、先生方に力がないんではなく、
本当に子どもに向き合っているからなんです。」

「だから、安心して先生方が保育が出来る環境と、
子ども主体の価値観にシフトしていける環境を用意したい。」

「そのためには、そういう文化を作り上げていきたいんです。
 文化づくりが一番難しい。今回の目的はそこなんです。」

このお話を初めて3年。
本気で実践してきて、改めて実感した

「直接指導ではなく、環境や文化、習慣が人を育てることの大切さ」

それは、保育園の職場だけでなく、
家庭環境や家族との環境にも通じるものなのだと感じます。

先人の方々が残してくださったたくさんの叡智。
それが織りなして作られた習慣や文化を
カグヤも日々学びながら実践し、社内文化としていっていますが、

こうやって、同じ思いで一緒になって学び合い、
高めあえるお客様と出会えることは、
働くことの一つの醍醐味であるように思います。

ただ結果だけを求めるのではなく、
そのプロセスを通じて自分たちも変わっていける環境を
大切にしていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海