ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/01/24

「理念の実践と振り返り」

先日、熊本にあります園さんへお伺いさせて頂きました。
園内では正月という事もあり、獅子舞や大和笛など地域で大切にされてきた
伝統文化を先生も子どもたちも一緒になって楽しんでいらっしゃいました。

園さんの理念は「子どもたちの“ふるさと”になる保育園」。

地域の見守りに感謝し、その真心やつながりを子どもたちへ伝承していくことで、
日本古来の心を持てる健やかな子どもを育てることを大切にしていらっしゃいます。

獅子舞や大和笛、お餅つきや門松づくり。どれをとっても日本の大切な文化です。

初代理事長の

「伝統、文化は子どもたちにつながなくてはならない、一番大切な日本人の心を伝えたい」

という想いをしっかりと受け継ぎながら、
どのように子ども主体の保育として今の時代に展開し、
見守っていくのかと日々奮闘されていらっしゃいました。

やってみては、「一円対話」で理念から振り返り、改善点を見つけ、
来年度につなげていかれる姿を見ていると、
この振り返りと改善をしていらっしゃることも「大切な文化」であり
日本人の心を守る実践のように感じます。

丸ごと理念を実践する先生方のように
私たちも理念を磨いていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海