ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/03/28

「いつも初心を」

今日お伺いさせて頂いた園さんでは、
聴福人の先生方が、今月の一円対話を振り返ったり、
来月のテーマを決めたりと会議を行っていました。

初めて聴福人として一円対話を実践してみての振り返りでは、

「なんで毎回の主題テーマが
『見守る保育を実践した中での気づき』なんだろう?」

という疑問が上がると、

「それはきっと、月に一度は初心に立ち戻れるようにってことだよ‼」

と言う声が上がり、

「確かに、、、もっと具体的なテーマの話を聴きたくなってしまうけれど、、
 テーマが度々変わっていたら、大元が分からなくなっちゃうね」

とみんなで色々と話し合っていました。

楽しそうに、手を叩いたり、笑い合ったりしながら
真剣に初心の事や「聴く」ことの大切さ、
参加者がオープンになりやすい環境づくりなど
話をしていく先生方を見て感じたことがあります。

それは

「仕事に対する楽しみ方」が及ぼす影響力です。

クリエイティブで主体的な場づくりは、
その場に働く人たちが、
仕事を楽しんでいる事で生まれるのだと思います。

それは、子ども達のゾーンと同じように、
ただの場所(PLACE)が、子ども達が遊びに熱中する中で
場(ZONE)に変わっていくことと似ているように思います。

ついつい働くときは、効率や正しさなどを追及してしまいますが、
実はそれは、非効率的な人材育成であり、非効率的な生産方法なのかもしれません。

目指す保育に併せたマネジメントの導入が
どれほど大切なのかを学ぶ一日となりました。

自身の実践を怠らず、初心を大切にしていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海