ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/11/19

「初心」

今日はお客様に保育園を作ることとなったきっかけをお伺いしました。

20年保育士として働き、引っ越しと共に保育の仕事を辞め、
数年後に介護の資格を取ろうかと申し込み用紙を手にしていた時に、
榊原事件が起き、テレビでそれを見ていたそうです。

何故、このような事件が起きたのか。
しっかりとした教育や、見守られた体験を持っていたら
決してこのようにはならない。

このままではこの国は危ない。

事件からそう思い、介護の資格取得のための書類を捨て、
無認可保育園を始めることを決意したそうです。

保育園を始めた初心。動機。

その思いは今も変わらず、

「まだまだなんです。もっと勉強しなくては。」

と、日々研鑽をつまれていらっしゃる先生の姿からは
いつも初心を思い続け、初心のままに働くことが
どれほどに人々の心を打つのかと言うことをか学ばせて頂きました。

自分自身も、初心を忘れないためにも、
日々の実践を、手を抜かず、遣りきっていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海