ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/11/04

「多様性」

東京大学が初の推薦入試を来年度から行いますが、
その願書受付が始まった様ですね。

今日、研修にお伺いさせて頂いた園長先生から
お話をお聞きしたのですが、
東京大学が推薦入試を開始した背景は、

「学力の良い人材だけを集めてしまうと、
 学園内に多様性がなくなってしまうから」

というお話でした。

社会は単一的な集団では育ちあいも少なく、
衰退していきますが、多様な価値観や個性、
長所をもった人たちが集まることによって
より深く、強い学びの「場」が出来上がるのだそうです。

いろんな個性をもった人々がいる仲間の方が
お互いから学び合えるというのもそうですが、
価値観を超えて、仲間となれることの経験は
社会に出ても人生をみても、大切な宝物になるんだろうと
そう感じました。

カグヤの社内を見ても、
本当に多様な人々の集まりであることを実感します。

同じ価値観の人々だけであれば、
もっと簡単に、もっと同じ価値観の人たちの都合だけで
仕事も生活も進めて行く事が出来ますが、

それが誰かの役に立つのだろうかと考えると、
社会では役に立たないことを実感します。

家庭ですら役に立ちません。

そして、とても幸せを感じられそうにありません。

価値観の違う人を
「拒否」「拒絶」する人生と
「喜び」「活かしあい」「学び合う」人生。

一見、大変で苦しそうな選択に見えますが、
心が求める後者の人生に挑戦していきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海