ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/10/03

「運動会」

今日は子ども達の運動会でした。

運動会を見ていると子ども達はこの一年で
本当にいろいろなことに興味関心を持ってきたことに気づきます。

お休みの日の公園や海、山、草原、保育園、色々なところで
ケンケンパに興味を持ったり、雲梯に興味を持ったり、
飛び降りることに興味を持ったりと、、、普段の生活や遊びの中で自然に興味を持ち、
挑戦してきたことが運動会では表れてきます。

毎年の運動会は、そういう意味ではこの一年の子ども達それぞれの
身体的な発達の成果を見ることが出来る定点観測です。

そして、保育園での運動会で有難いのは、
身体的発達だけではなく、友達同士の協力、お手伝い、お世話といった
子ども同士の関わりに関する発達も良く見せてくれるところだと感じます。

今日も、乳児さんたちの競技中を見ると、
幼児さんたちが、自然とお手伝いに入っていました。

小さい子の背中につけていたものを競技が終わったら外してあげたり、
取り外したものをスタート地点にいる子に渡してあげたり、
その他の道具を元に戻してあげたり、、、と

実際の競技の運用は子ども達が(協力して?適当に?!)
助け合って成り立っているのを見ました。

 

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皆が同じ分だけ働く‼‼と言うよりも、
走るのが得意な子はいっぱい走って運んだり、
よく気が付く子は注意を促したり、
背の大きい子は大きいものを運んだり、、と
それぞれの長所を活かした運用に、
先生たちの意図性と見守りを感じる瞬間でした。

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改めて、行事は何も大人たちだけでやる必要はなく、
むしろ子ども達が関われる環境や時間が多いほどに、
一緒に作り上げる運動会として、思い出深いものになっていくのだと思います。

私も先生に学び、子ども達の長所を活かし
子ども達と一緒に暮らしを作り上げて
思い出深い人生にしていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海