ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/07/05

「指針」

今日は倉掛先生と伊藤先生と一緒に
指針改定に合わせたソフトバージョンアップのMTGを行わせていただきました。

改めてこのミマモリングソフトウェアの特筆すべき特徴だなと思うことですが、
「保育所保育指針」と「幼稚園教育要領」の「ねらい」と「内容」という
発達に関する箇所を両方とも完全に準拠しているということがあります。

ICTの補助金が出回り、様々な園児管理系ソフトが出回りましたが、
この「発達」に関するところは、指針や要領に準拠しているソフトは今のところ
観たことがありません。

準拠していれば自然とミマモリングソフトと全く同じ仕様になるはずですが、
一部の指針の項目が入っているだけだったり、指針ではない項目だったり、、、

専門的な言葉になりますが、
そもそも「ねらい」と「内容」の相関付けが難しいのだと気づきます。
これは、指針、発達を熟知した方々でないとできないことなのだと
改めて、先生方とのMTGを行う中で実感します。

そして、新しい指針は、保育所保育指針と幼稚園教育要領、
そして子ども園ものと、3つになります。

乳児の発達項目がより具体化されたり、10の姿が追加されたり。
それが、どの発達項目と連動しているのか、
どういった発達の連続性があるのか。

そういったことを一つ一つ、紐解いていくプロセスは、
新しい時代の指針を紐解いていくプロセスでもあることに気づきます。

物事を紐解くと、歴史が見えてきます。

充実していた指針から、大綱化となり、そしてまた今回少し具体化していく。

その流れが見えてくると、新しい指針を学ぶものとても楽しくなります。

保育園、幼稚園、こども園、どの施設でも
そこにいる子どもの発達段階や順番は変わりません。

子どもたちの育ちに寄り添っていくためにも
ミマモリングソフトウェアは
指針の古きを知り、今を知り、新しきを知り、
本質的なものであり続けたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海