ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/08/04

「持ち味」

今日は月に一度の初心会議でした。

働く中で感じている課題、
諸々とありますが、今回気づかせて頂いたのは、

チームで動く、
ペアで動くという事に対する刷り込みです。

ペアやチームで働くと決めると、
そのペアやチームで働かなくては
いけないという刷り込みです。

お客様の課題、問題、様々な状況の中でも、
ペアやチームで乗り切らないといけないと自然に思ってしまったり、

どこまでを自分でやって、
どこまでを頼ったらいいのかが
分からなくなってしまったり。

今日の会議で学んだこと、それは

「持ち味で働くという事」

ペアやチームに拘らず、
この仕事、この課題、この取り組みには
誰のどの持ち味を活かしあえばいいのか。

それを考えて働くという事です。

反対に能力やスキル、技術で働くと、
比較の意識が生まれます。

自分はあの人より能力が高い・低い。

しかし、持ち味は比べることが出来ません。

それぞれにそれぞれの持ち味があるからです。

それはまさに、保育と同じように思います。

均一や一斉を目指すのではなく、
それぞれの個性を活かすという事。

子どもたちの間だけではなく、
そのモデルとなる大人たちこそが、
それぞれの個性・持ち味を活かしあう生き方・働き方をしていきたい。

そう、強く感じる一日となりました。

また、皆さんからは、

「持ち味は発揮しようと思うものではなく、
そもそもにじみ出るもの。
自分が自分がと自分ばかりを意識するのではなく、
相手の為にと動いていれば出そうとしなくても自然と出てくるもの。」

「自分自身では持ち味は分からないからこそ、
 周りと一緒に働き、周りの声を良く聴く事。持ち味は仲間が教えてくれる。」

とても大切なことを教えて頂きました。

持ち味は活かしあう事で相乗効果が生まれるということ。

その相乗効果を一緒に味わっていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海