ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/07/20

「繋ぐという事」

仕事をしていると、
頑張ってないと思われたくない、
変に自分だけで何とかしなくては、、と思ってしまったり、

また、仲間が仕事をしている姿を見て

これは、あの人が今頑張っているところだから、、、
あの人のやっている仕事だから、、、と思ってしまったり、

そんなことが度々あります。

仕事と考えるとそうかもしれません。

しかし、例えば自分の娘が目の前で大けがをして倒れていたら、

「自分で何とかしなくては」と思うよりも先に、
お医者さんや、経験や知識がある人に助けを求めたり、
こんなときどうしたらよいのかと、経験のある親や先輩、知人に電話をしたりと、
とにかく、自分が持てるすべてのご縁に祈りを捧げて、
お願いをすると思います。

また、目の前で誰かが倒れていたら、
「この人は今、一人で頑張っているだろうから、、」
なんて思わず、声を掛け、同じように自分が持てるご縁をすべて使って
お願いすると思います。

そこには自他を越えた「お蔭様」の力や余韻が生まれ、
幸せに包まれます。

結局は、目の前に起きていることを「仕事」と思うのか、
それとも、「自分事」だと思えるのかと言う事なのだと感じます。

自分の事ばかり考えていては、
目の前の事を「自分事」と考えることは難しく、
私の今の課題はまさにそこです。

どこまでを、「自分事」と思えるのか。
どうしたら、「自分事」として動けるのか。

「お蔭様」の気持ちから行動し、
少しずつ自分自身の性根との関係性を心地よくしていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海