ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/07/05

「立志の時間」

月に一度の初心会議では、先月より「立志の時間」を設けています。

一家が掲げる「理念」。

それをどうしたら実現できるのか。
どんな風に歩んでいきたいのか。

15分ほどの時間で発表する機会です。

今月は私が機会を頂きました。

約一か月の間、色々と想いを巡らせてきました。

なんで、この仕事をしたいんだろう。
なんで、この理念を目指したいんだろう。

まずは、どうやったら理念を実現できるかの前に、
動機を振り返りました。

それこそ、入社から振り返ったんです。

どんな気持ちで入社したか。
それからどんな気持ちで過ごしてきたか。
何が自分の人生に起きて来たのか。

動機を振り返る前までは、自分の志について、
いくらでも着色や意味づけすることが出来ましたが、
入社から振り返ってみると、描く想いと裏腹に等身大の自分自身が見えてきます。

迷っていたり飾っていたり、背伸びしていた自分が消えて、
素直なままの自分に出会えたような気分です。

そして、沢山のご縁に囲まれて、
育まれてきたことにも気づきます。

こうありたいと願う未来への想い。
どう感じて来たかという過去の気持ち。

両方を味わえるこの機会は、
当日の15分の時間よりも、それまでの時間が大切。

そう話していた前回担当したクルーの言葉が、
本当に、身に沁みました。

まさに、その言葉だ。

そう感じました。

こんなにも、自分の過去の人生を振り返り、
自分の未来の人生に想いを寄せる時間は
取ったことがありません。

思えば思うほどに、振り返れば振り返るほどに、
心が飾ることを辞め、等身大の自分が見えてくる。

そんな貴重な機会から、
「振り返ること」と「未来を想うこと」の両方の大切さを
学びました。

まずは、この機会をもっと深く、味わっていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海