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行事

日本古来の行事から学ぶ

年中行事や室礼、祭りを通して、日本古来の信仰心を取り戻したり、季節の巡りに寄り添った暮らしを味わい自然に感謝しながら、本来の行事のあり方を見直しています。

暮らし

もうすぐ夏土用!

厳しい暑さが続いてますが、明後日からは夏土用に。(今年は7月19日~8月6日)

 

 

「土用」と言うと、「土用の丑の日(どようのうしのひ)」にうなぎを食べることをイメージされる方も多いことと思いますが、土用は夏だけでなく、春夏秋冬それぞれの季節にあり、1年に4回巡ってくるもので土用の期間は18日間あり、

 

それぞれの季節で「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」と言われていて、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前の日に終わります。

 

土用の丑の日というと夏のイメージが強いのは、春夏秋冬の土用の中でも夏の土用が最も体調を崩しやすいと考えられていたためで、夏土用の頃は、暑さで人の精気が奪われると同時に、冷蔵保存設備もなかったので、菌も繁殖しやすく、疫病も流行りやすい時期だったり、水の事故も多く人の命が危なくなることが多かったりと、夏が特に危険視され夏の土用が重要視されるようになったと言います。

 

ちなみに、夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は有名ですが、その他にうどん、梅干し、瓜(きゅうり・すいか・かぼちゃなど)、丑にちなんで「う」がつく食べ物だったり、しじみ、どじょう、黒鯛、なす、黒豆、黒砂糖、黒ゴマなど「黒いもの」だったり、その他、土用卵、土用餅など・・・色々食べるとよいものがあるようです。

 

また、食べ物の他にも、梅雨で湿った衣類、書物、調度品などを風にあてて陰干しする「土用の虫干し」や、土用の丑の日に桃の葉などの薬草を入れたお風呂に入ることで、疲労回復と無病息災に通じる「丑湯」の風習があるそうで、 いずれも蒸し暑い日本の夏を乗り切るための、先人の智慧といえますね。

 

土用とは、古くから季節の変わり目を知らせる大切な目印となっており、次の季節ヘの準備期間にするために考えられたものとも言われてますので、楽しみながら先人の智慧を取り入れさせてもらい、次に迎える季節の準備をしながら元氣に過ごせるといいですね。

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子


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