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農・植物・発酵

自然の智慧を学ぶ

時代と共に現代にリノベーションされた築120年の古民家。先人の知恵と暮らしを取り戻すための再生。日々その姿を変えてゆく中に生まれゆく温もりとゆとりに、古より受け継がれてきた智慧を感じてください。

暮らし

生きくらげ

本日、英彦山の守静坊へ掃除に行った際に、宿坊までの通り道で「きくらげ」を発見!

 

 

天然の生きくらげは、思わず触りたくなるような様子。

 

 

ついつい触ってみると、耳たぶのようでもあり・・・

 

実際に、きくらげは木に耳が生えたように見えるからか、漢字では「木耳」と書き、英語もそのままで「Wood ear」というそうです!

 

せっかくなので、ちょっと持ち帰って焼きそばに入れて食べてみることに。

 

 

ちょっとドキドキしたものの、口にしてみると、コリコリというよりはプリプリ食感。味は・・・よく分かりません・・・笑

 

自分のレパートリーにきくらげレシピが思いつかないくらい、身近ではないきくらげでしたが、調べてみると、低カロリーで食物繊維が豊富(食物繊維の量はゴボウの3倍!)で、骨を丈夫にしてくれるビタミンDや、体の調子を整えるミネラル分も豊富な優秀食材だとか。

 

ただ、きくらげに似たクロハナビラタケという猛毒のきのこがあるそうなので、注意が必要ですね。^^;

 

きくらげは自然に発生している状態だと褐色や赤褐色、色あせたような薄い黒色であることがほとんどですが(収穫し乾燥させると色が濃くなるため、濃い黒色に)、クロハナビラタケは自然に発生している時からすでに濃い黒色であるのと、

 

発生時期についても、きくらげは春から夏の暖かい季節で、クロハナビラタケは秋から冬の寒い季節ということなので、この時期は大丈夫そうですね。

 

実は「和楽」の庭にもちょっと前にきくらげを発見したものの、乾燥していたこともあり食べるのはこわくてスルーしていたのですが、

 

 

まさに自然の不思議、自然の恵み感に溢れてますから、今度雨上がりの時にチェックしてみて新鮮な生きくらげがあれば、またお料理してみたいと思います。^^

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子


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