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行事

日本古来の行事から学ぶ

年中行事や室礼、祭りを通して、日本古来の信仰心を取り戻したり、季節の巡りに寄り添った暮らしを味わい自然に感謝しながら、本来の行事のあり方を見直しています。

暮らし

鏡餅

昨日12月28日は「末広がりで縁起が良い」と言われていることもあり、前日にみんなで餅つきをしてつくった鏡餅を、聴福庵やBA(場の道場)、和楽や地元地区のお大師様(お地蔵様)など、それぞれの場所へお供えをしていきました。

 

◆餅つき ~2022年~
https://www.caguya.co.jp/kurashi/46363.html

 

 

 

 

和楽の鏡餅はだいぶ粗目で味があるかんじですね・・・^^;

 

 

ちなみに鏡餅は、平安時代にすでに貴族の間でお正月に供えられていた記録があり、室町時代には具足餅として武士の間で鎧や兜の前に新年に供えられていた記録があるということで、かなり古い歴史ですね。江戸時代に入り徐々に縁起をかつぐ商人へと鏡餅を飾る風習が広く広まったともいわれているようです。

 

そして2つの餅を重ねるのには「めでたさを重ねる」という意味合いも。
 

また、鏡餅をお供えする時期は、31日だと一夜飾りになり神様に失礼にあたるので避け、29日は苦餅(苦持ち)・二重苦に通じ、「苦を重ねる」ことになり避ける習わしがあるので、(29日を「ふく」と読み、12月29日についた餅を「福餅」と呼んだり、福を呼ぶよう29日に飾るところもあるみたいです。)まだの方は、明日30日がラストチャンスです!

 

幸せを運んで下さる年神様の依り代となる大事なお餅ですから、きちんとお供えしてお正月を迎えられたらいいですね。^^

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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