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行事

日本古来の行事から学ぶ

年中行事や室礼、祭りを通して、日本古来の信仰心を取り戻したり、季節の巡りに寄り添った暮らしを味わい自然に感謝しながら、本来の行事のあり方を見直しています。

暮らし

御贄汁(みにえじる)

日本では昔から食べられていたものというと沢山ありますが、その中でも「お米」や「かつお節」「塩」「味噌」「茗荷」「きゅうり」「大豆」「胡麻」は「神饌(しんせん)」と呼ばれる神社や神棚にお供えする食事にも使われ続けてきているそうです。

 

神饌は伊勢神宮では一日二度。
欠かさずにお供えされてきたと言いますから、本当に長い間これらの食材は大切にされていますね。

 

先月の初心会議では宮崎の「冷や汁」をかつお出汁で作ってみたのですが、、、
それが、とーっても美味しくって美味しくって、、、、感動!

 

しかも、偶然ですが使った材料は冒頭の食材のみ。

 

これは、もはや天の示し合わせ?!(笑)

 

という事で、神饌で出される料理のことを御饌(みけ)や御贄(みにえ)と呼ぶそうなので、、私たちなりに、これらの食材を大切にし続けてきてくださったご先祖様への感謝の気持ちと尊敬の念を込めて「御贄汁(みにえじる)」と呼んでみました。

 

そしてまた食べたーい!という事で、自宅でも再度挑戦してみることに。

 

レシピはとてもシンプルです

(材料)
木綿豆腐60g
きゅうり1/4本
塩 (きゅうり用)小さじ1/2
ミョウガ1個
大葉1枚
一番出汁200ml
ご飯150g
(調味料)
白すりごま大さじ1
みそ大さじ1
白ねりごま大さじ1

(お膳に添えるもの)※お好みで
かつお節3g
すだち 薄切り数枚

 

<作り方>

かつお節で一番出汁を引き、冷蔵庫(急ぎの場合は冷凍庫で)でキンキンに冷やします

 

 

塩できゅうりをもみ、水で洗ってよく絞ります

 

 

重石を載せて30分豆腐を水切りし、

 

 

茗荷と大葉を千切りにし、

 

 

調味料を混ぜ合わせたら、冷えただし汁を入れてしっかりと溶きます。

 

 

豆腐をちぎって入れて、茗荷や大葉、キュウリを入れたら出来上がり。

 

 

あとはご飯(アツアツじゃない方が良いですが、お好みの温度で)に掛けてどうぞ!

 

 

お好みで、途中から鰹節を振りかけたり、すだちの輪切りを添えたりするとまた幸せな気分に!

 

 

 

 

素材の味に季節の野菜の香り、とてもシンプルながら上品で香り高い夏ならではの料理なように感じます。

 

暑い夏を乗り越えるレシピの一つに、皆様どうぞ!

 

ミマモリスト 眞田 海


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